全学自由研究ゼミ Medical Biology 入門 講義
Medical Biology 入門:生命現象から病気の治療へ―多様な医学研究
日時 | 2013(H25)年度 夏学期 月曜日5限(16:30〜18:00) 4/8, 4/15, 4/22, 5/7(火), 5/13, 5/20, 5/27, 6/3, 6/10, 6/17, 6/24, 7/1, 7/8 |
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場所 | 駒場キャンパス1号館 2階、162 教室 |
対象クラス | 1年文科理科 2年文科理科 |
テーマ | Medical Biology 入門:生命現象から病気の治療へ―多様な医学研究 |
目標、概要 | 当講義は、文科系理科系を問わず全科類のみなさんに向けて、医学部の教員によって行われる講義である。本学医学部では、「解明されていないこと、解決法が求められていることに対して、新しい医学を発信する」、すなわち広い意味で「医学研究」を推進する人材の育成を目指している。 本講義はその一環として行われる。 近年、医学研究の発展とそれに向けられた興味は著しい。巷にも健康や治療法の最新の研究結果に関連した情報があふれている。実はそれらの情報の背後には長年に亘る地道な基礎研究の積み重ねがあるが、しかし、そこに携わる研究者から直接に研究についての考え方やより深い背景の情報を学ぶ機会は驚くほど限られている。高校まではこうした最先端の医学研究を深く紹介するカリキュラムはほとんどなかったのではないだろうか。そこで将来多方面で活躍するだろう本学のみなさんに、この大学の医学系研究科で行われているこれらの研究活動についてなじみを持ってもらいたいと考え、本講義を企画した。 |
2013年度の講師陣と内容は以下を予定している。
4/8 | 吉川雅英(生体構造学) オリエンテーション「細胞のプロペラ:鞭毛を最新のイメージング法で見る」 |
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4/15 | 門脇 孝・山内敏正(代謝・栄養病態学) 「糖尿病」 |
4/22 | 齊藤延人(脳神経外科学) 「脳卒中に挑む」 |
5/7 (火) |
浦野泰照(生体情報学) 「蛍光プローブ開発による新たなin vivoイメージングの実現」 |
5/13 | 高柳 広(免疫学) 「骨と免疫」 |
5/20 | 水島 昇・本田郁子(分子生物学) 「細胞内分解」 |
5/27 | 笠井清登・小池進介(精神医学) 「予防精神医学」 |
6/3 | 小西清貴・小谷野賢治(統合生理学) 「脳の高次機能」 |
6/10 | 栗原裕基・北沢太郎(代謝生理化学) 「医学と発生学」 |
6/17 | 畠山昌則(微生物学) 「癌という病気」 |
6/24 | 小室一成(循環器内科学) 「心臓や血管は再生できるか?」 |
7/1 | 南学正臣(腎臓・内分泌内科学) 「腎臓病の病態と創薬」 |
7/8 | 仁田 亮・菅谷佑樹(MD研究者育成プログラム室) まとめ「研究医の育成を目指す東京大学医学部」 「脳機能における内因性カンナビノイドの役割」 |